私が何者なのか
まず、ざっくり自己紹介させて頂くと
元々は、ミュージカルは見たこともない普通の中学生でした
高校にてミュージカル部に入る
人生が大きく変わったのは高校時代
新入生歓迎会で見たHow to succeed (宝塚版の真似っこ)の舞台が熱くて感動、興奮して、即入部
学内でミュージカルの舞台を年2、3回公演宝塚を目指す子もいるくらい、部内には舞台ガチ勢もいました
実際先輩、後輩で宝塚に入った方もいたり(しかもトップになった人もいる)
宝塚も素敵でしたが、私は日本だと最大手のミュージカル劇団の作品がもう好きで好きで
自分は高校卒業と同時に入れるものだと思い込んでいました
無知ゆえのやつですね(◡ ω ◡)
高校で最大手ミュージカル劇団に書類を送るものの
高校からクラシックバレエやらタップダンスやら声楽やり始めた人間なんて、書類すら通らず
応募書類の写真も、部屋で普通に撮ったやつですしね
無知って怖い 笑
専門学校のミュージカル本科へ入学
そして書類も通らなかった私は、一旦基礎を学ばねばと
専門学校のミュージカル科に入ります
本音を言ってしまうと、ここはあまり学びはなかったです
同期で大手ミュージカル劇団に入ったのは3人
皆小さい頃からダンスをやってきた子達です
やっぱり、ダンスの基礎がすごーくしっかりしてる子は、歌がめちゃくちゃ上手い訳ではなくても(もちろんそれなりに上手に歌えます)大手のミュージカル劇団には受かりやすいです
専門学校2年目に退学して、ヨガのインストラクターをしながら、以前大手ミュージカル劇団で俳優も演技指導もされていた俳優さんの、開いていた演技塾に通います
高校、専門では、同期の中では演技は出来る部類だったんですが、ここではまぁ〜難しくて
自分を思い切りさらけ出すのもまだ得意ではなくて、振り切れなかったんですよね、今思えば
振り切れないのは後々、オーディションにて大きなポカに繋がります
テーマパークアクターとして
最大手ミュージカル劇団を目指しつつ
有難いことに、関東の最大級のテーマパークで、アクターというショーの役者さんのお仕事を掴みました
そちらでのお仕事は本当楽しくて、4年間やらせてもらえました
3.11地震
ちょうどテーマパークで働いていた2011.3.11
楽屋で過ごしていたところ地震が起こりました
テーマパークのあった地域は埋め立てされた土地なので、震度より体感揺れました
大げさでなく、立ってられなかったです
3.11地震をきっかけに、人間って突然人生が終わることがあるんだなと実感しました
地震の直前に韓国旅行でビリー・エリオットのミュージカルを見たんですが
韓国舞台舐めてないけど舐めてたかもごめんなさい!ってくらい本当に熱くて良い舞台だったんです
それで、韓国舞台に興味が出て、韓国で舞台スタッフでもいいから関わる仕事がしてみたい!と
ワーキングホリデービザを取得し、一年日本で韓国語教室にも真面目に通いました
いざ、韓国へ
韓国生活の最初の頃はまた別記事でまとめるので、はしょりますが
なんだかんだで
韓国のノンバーバル舞台公演「JUMP」にオーディションで受かり、俳優として出演していました
手首やら膝やらハムストリングやら、怪我もしまくってたのですが、公演自体は2年位やったのかな
舞台に立つまでの練習も大変で、韓国人の一緒に練習してた子達もバッタバッタと辞めていく中、根性で生き残りました(根性だけは褒められた)
韓国内の地方公演とかも行かせて頂きましたが、アクロバットもやらないといけない作品なので身体もボロボロになるし、長く続けるのは無理でした。
日本に帰って来てからは、ひょんな事から中国の方と出会い結婚
今3歳の娘がおりますです
ミュージカル俳優を再度目指す
そんな30代後半の私が、なぜ日本最大手のミュージカル劇団をまた目指すのかというと…
父が数年前他界したんです
息が止まる瞬間は、他の家族は間に合わず、私一人だけが見送ったんです
当たり前なんですけどね、人間って本当に死んじゃうんだなぁって実感しまして
やっぱり目の前で人が亡くなるのをなかなか見ないじゃないですか
目で見た印象はすごくて
実の親ですしね
それで、私が最期に後悔する事があるとしたら、あの劇団に入って舞台に立てなかった事だなって思ったんです
それが、今人生2度目の本気の挑戦をする理由です
大手ミュージカル劇団本選にて不合格
20ちょいの頃その劇団のオーディションの本選(最終試験)まで残ったんですが最後で落ちたんですよね
正直、オーディションで最終まで残ってた子達を見てみるとそこまで大きな差はないように感じました
ぶっ飛んだ天才タイプの人以外は、技術の差はそこまで大きくないので(皆あるレベル以上上手い)
めちゃくちゃ重要なのは
個性強いか、目立つか、です
私はここの点が甘かったと思います
もっと出来たなぁと、今は思います
これについても後々まとめて書きたいです