3.11地震の経験から、人間って突然亡くなる事があるんだなぁと実感してから、元々観劇してから興味があった韓国の舞台の世界に飛び込んでみようと決意します
当時年齢が20前半だったので、まずはビザはワーキングホリデービザを麻布にある韓国領事館に申請に行き、無事にビザを発行してもらえました
書類の中に韓国語で書かないといけない作文があったので、そちらは大丈夫かな〜と心配でしたが、なんとかなったようです
日本の通帳に数十万預金がないといけなかったり、往復の航空券がないといけなかったり、準備も多少面倒臭さはありましたが、韓国の舞台業界で働く!という意思だけで突っ走りました
私は当初はヨンセ大学の語学堂で3級を学び(運良くレベルテストで3級でした、ただリスニングに慣れていないのでリスニングは最初かなり苦戦しました)
授業料はそこそこするのでヨンセの4級クラスには進まず、ヨンセの教科書だけ購入して独学で勉強しながらアルバイトをしていました
そんな時にテレビを見ていて目に入ってきたのが、ノンバーバルパフォーマンスの舞台JUMPの俳優達がインタビューされている番組でした
たしかそこそこの芸能人と簡単なゲームをしたり、舞台の映像か少し流れたりしていました
その面白そうな舞台に、これだ!っと直感で感じてしまったんですね
すぐにJUMPの俳優になるために動き出します
まずは、アクロバットを習うためアクロバットスタジオをネットで探しました
私が運が良かったのが、たまたまそのアクロバットスタジオの先生をされていたのが、JUMPの初期メンバーでお父さんの役をやられていた俳優さんでした
先生はアクロバット初心者の私にも優しく、時に厳しく指導して下さいましたが、指導して頂いてから3、4ヶ月経った時に、JUMPのオーディションに私を紹介して下さいました
オーディションではハンドスプリングを失敗してしまいましたが、演技でなんとか合格を頂けました!
舞台に経つまでも7ヶ月ほど練習して、とにかく体力的にも怪我もしまくりで大変だったんですが、持ち前の根性で食らいつき、やっとこさ初舞台を踏むことが出来ました
私はJUMPの俳優としてはアクロバットもテコンドーも経験がなく、サーカス出身者や体操出身者、テコンドー出身者がゴロゴロいた中で身体が使えない方でした
唯一、JUMPで武器になった、お芝居に助けてもらいました
お芝居には、再びの挑戦の際にも、また助けてもらいたいと思っています(よろしく!)
コロナも落ち着き、最近また韓国へのワーホリが流行っているようですね
韓国は近いけれど日本人とは人々の気質などが違う部分も多く、人によっては早くにワーホリを辞めてしまう人もいました

違う部分はもちろんどの国にもあります
日本が綺麗すぎるので、清潔感の差が無理だった子もいました
でも、外国に住む経験は他では得られないガッツや思いきりを産んでくれるので、損はないです
韓国ワーホリに悩んでいる方は、一度行ってみるのをオススメします